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おすすめのザック|軽量&拡張「山と道」タイプが最強!メリットデメリットを解説

これから登山を始める方に向けて、登山歴2年の私が「ザックの選び方」についてまとめてみました。初めて登山用ザックを購入される方にぜひ参考にしていただけたらと思います。

登山用ザック20Lと30Lの違い

「登山用ザック」で検索するとたくさんの情報を目にすることができます。そこには「日帰り登山向けザックは20~30Lがおすすめ」という内容が書かれていますが、この10Lの差がどれだけ大きいものかは未経験だとわからないもの。ここが落とし穴かも?と思うので、ザック選びで失敗しないようにわかりやすく解説していきますね。

左が20L 右が30Lのザックです。2つを並べてみました。
カリマーの30Lザックは上蓋もあって縦に長くかなりの大きさです。(mediumです)

そして、背中のクッション、ショルダー、腰ベルトはクッション性があって疲れにくい仕様になっています。腰ベルトにポケットもあって使いやすいです。レインカバーが付属しています。

一方、左のコロンビアの20Lザックはとてもコンパクト。ショルダーは厚さがなく腰ベルトは紐タイプです。タウンでも使えるシンプルな形。レインカバーは付属していました。

https://www.karrimor.jp/category/ITEM_012_004/501099.html

身長166cmの女性が「カリマーリッジsmall」を背負うとこんな感じ。

https://www.columbiasports.co.jp/shop/g/gPU8428

コロンビアキャッスルロック20Lはこんな感じ。

初めての登山は往復で3時間程度、車での移動でした。そこで私が選んだザックはこちらのコロンビア20L。30Lはどう考えても大きすぎて必要ないだろうと考えたからです。でもここに落とし穴が・・・。

季節・活動スタイルによって変化するザックの中身

初めて山に登ったのが7月。そこから夏に2回ほど山へ行き、涼しくなった10月から本格的に夫婦で登山を開始しました。
ところが、ここで問題が・・・。

20Lザックの問題点

  • 活動中、上着を脱いでもザックに入らない
  • 電車で移動の場合、温泉セットが入らない
  • チェーンアイゼンやゲイターが入らない
  • 荷物が増えるにつれ肩こりが酷くなった

20Lザックでは容量が小さすぎて必要なものが入らなかったり、活動中に不要になる上着をしまうスペースがありませんでした。冬シーズンの荷物の多さ、これは完全に見落としていましたね。

例えば山で湯を沸かしてラーメンを食べたい人、簡単な調理をしたい人はガスバーナーやクッカーなどをザックに入れたくなるでしょう。
下山後は温泉に入ってさっぱりしたい時もあるでしょう。
車で移動する方は登山に必要のない物は車に置いていくことができますし、必要なものはその場で装着して山へ向かうことができます。しかし、電車やバスで移動する人はすべての荷物をザックに入れて持ち運ぶ必要があるのです。

ポイント

移動は車?それとも公共交通機関?
冬も活動する?
山で調理したい?


そして、本格的に登山するうちに活動時間も5時間、6時間と長くなりました。
小さいザックにパンパンに荷物を詰めて長時間活動していると、肩こりで頭が痛くなったり気分まで悪くなったりしました。
登山用のザックには長時間活動しても疲れにくいように様々な工夫がされています。それがショルダーや腰ベルトのクッションだったり、体にフィットさせる為の調整紐だったりします。

Marippe
Marippe

肩こりが酷い人は「疲れにくい」という点を重視した方がいいかも?

登山用ザック20Lはこんな人向け

「日帰り登山におすすめ」といっても、20Lザックが向いているのはハイキング、2~3時間程度の軽い登山向け。

温泉セット、ガスバーナーを持ち運ぶ人には不向き。上着はコンパクトに折りたためる物ならギリギリOK

登山用ザック30Lはこんな人向け

日帰り登山から山小屋1泊程度までカバーできるのが30Lザック。
温泉セット、ガスバーナー、ちょっとした着替え程度まで入るので、公共交通機関を利用して登山する人や長時間の登山・山小屋泊したい人向けです。

大は小をかねない|ザック選びの難しさ

ここまで見ると「大は小をかねるで30Lザックでいいんじゃない?」と思いがちですよね。しかしこれも間違い!
30Lザックは荷物が多くなる冬場では活躍する反面、夏場は荷物が減り中身がスカスカに・・・。

ザックがスカスカだと中身が動いて体に負担がかかります。登山用ザックは体にぴったりとフィットさせることが基本。背中でザックが揺さぶられるようでは危険度が増すからです。

その為、一番重要になるのがパッキング。どのザックを選んでもパッキングが下手だと身体への負担はどうしても大きくなるのです。
中身がスカスカの場合は詰め物をして調節するなどの工夫が必要で、大きければ良いというものではありません。ほんと、難しいですね。

持ち物リスト|どんなもの持ち歩いてるの?

ザックに入れて持ち運ぶ物をリストにしてみました。
登山を始める前にはこれほどの物を持ち歩くことになるとは想像もしなかったですね。

この他、スマホ・リップ・家の鍵はズボンのポケットに入れています。(タオル・帽子などの身に着ける物はリストから省いています)

基本の持ち物

  • ティッシュ・ウェットティッシュ
  • 替えのマスク(汚れたり落とした時のために)
  • 財布(ミニポーチで代用してたけど入れ替えが面倒くさくて今は財布)
  • 交通系ICカード
  • モバイルバッテリー(フル充電しておく)
  • トレッキングポール(ハイキング以外は基本持ち歩く)
  • 薄手の手袋
  • 熊鈴
  • ヘッドライト(替えの電池も)
  • 救急セット(ガーゼ・バンドエイド・洗浄綿など)
  • エマージェンシーシート
  • サバイバルナイフ
  • 替えの靴紐
  • 携帯用トイレ
  • ザックカバー
  • 折り畳み傘(日傘兼用)・レインウェア(防寒着にもなる)
  • ビニール袋・割りばし
  • アウトドア用座布団
  • レジャーシート
  • 双眼鏡(地味に買ってよかったアイテム)
  • 行動食(お菓子)
  • ご飯1食分(お弁当かおにぎり)
  • 水1リットル(冬は水500と水筒のお湯)

これら基本の持ち物は登山の時には必ず持ち歩いています。

季節・天候によりプラスする持ち物

  • チェーンアイゼン
  • ゲイター(冬だけじゃなく雨上がりには必須)
  • カイロ
  • 替えのTシャツ(夏場)
  • サングラス(真夏と雪山は必須)
  • 日焼け止め(夏場しか持たない・・・)

冬登山では雪の有無にかかわらずチェーンアイゼン・ゲイターは必ず持ち歩きます。
ゲイターは雨の翌日など登山道がぬかるんでいそうな時にも持っていきます。

温泉へ行くとき

  • シャンプーリンス(旅行用ミニボトル)
  • クレンジング・化粧水などの化粧品
  • タオル2枚
  • 下着・Tシャツ・靴下(肌に直接触れる物は替えを用意)

遠征以外は基本電車やバスで移動するので、温泉へ行くときには荷物がさらに増えますね。それでも備え付けのシャンプーリンスは髪に合わないこともあるのでミニボトルを持参するし、化粧も落としてスッキリしたいので化粧品なども入れていきます。着替えなど入れるとかなりの大荷物ですよ・・・。

その他

  • 熊よけスプレー・蜂ジェット
  • ガスバーナー・クッカー
  • ツェルト(簡易テント)

登山の時には必ず熊鈴を持ち歩いてますが、熊に遭遇する確率が高ければ熊よけスプレーは重要アイテムかもしれません。ガスバーナーやクッカーは今後購入の可能性も。この先登る山によっては緊急時用のツェルトが必要になるかもしれませんね。

UL(ウルトラライト)とは?装備軽量化について

登山には危険がつきものです。そのためにリスクヘッジとしていろいろな物を携行するわけですが、本格的な登山になればなるほど荷物は増えどんどん重量が増していきます。

テント泊をしようと思うと、どれだけ頑張って荷物を減らそうとしても10㎏は超えるそうで、それを背負って山に登るには相応の体力も必要になってくるのです。

そこで近年は登山でもUL(ウルトラライト)というスタイルに注目が集まってきました。
「歩く旅」といわれるロングトレイルから始まった【装備の軽量化】の事で、持ち物を厳選してできるだけ軽量化することで長時間の活動でも疲れにくいようにする、という考えの中、多くのアイテムが開発されてきました。
これらを登山にも取り入れて広まったわけですが、安易な軽量化は危険と多くの登山家が警鐘を鳴らしています。

登山においてのUL(ウルトラライト)とは、単に荷物を減らすという事ではありません。「必要ではないものは置いて行く」「一つ一つのアイテムを見直して軽量化する」ということです。

例えば折り畳み傘。
一般的な大きめの折り畳み傘は重量が300g~400g
私が普段持ち歩いている物は約190gでした。

ところがモンベルの折り畳み傘は重量が128gと超軽量!

値段は3倍ほど違ってきますが、これ一つ見直すだけで200gも軽量化できるわけです。
こうやって一つ一つのアイテムを軽量化していくと、最終的に荷物の総量をかなり軽くできるよね!というのが「登山におけるULの考え方」なんです。

では、荷物を入れて持ち運ぶザック、それ自体の重量はどうなの?というと

左の20Lザックが610g 右の30Lザックが1,490g(smallだと1,430g)

なんと、いろんなメーカーを調べた結果、30Lザックの多くが1キロ以上ありました。

これには理由があって、ショルダーや腰ベルト・背面部分が、クッション性の良い「疲れにくい仕様」に作られているから。
実際、約1.5㎏のザックを背負う夫は、全く肩が痛くならないと言っています。

30Lザックで重量が1キロ未満の物は、腰ベルトが紐だったりして作りがどうしても薄っぺらい印象です。軽さを取るのか、疲れにくさを取るのか、これは個人の判断によりますね。

ポイント

ザックは「軽ければ良い」というものでもない
売り場で実際に背負ってみることが大事

【結論】一番優秀なザックはコレ!「山と道シリーズ」

https://www.yamatomichi.com/

結局のところ、20Lを買っても30Lを買っても、季節だったり活動スタイルによって「荷物が入らない」とか「ザックの中がスカスカ」という悩みは多くの人が抱える問題です。

こうして、登山歴わずか1年で「一つ目に購入するザックとして一番最強なザックは拡張式」だという答えを見つけました。荷物の量に合わせてザックの大きさを拡張できるって、一番最強だとおもいませんか?

その中でも、登山経験が長い人ほど最終的にはこのザックに行きつくという「山と道シリーズ」をおすすめします。

https://www.yamatomichi.com/

夫婦2人で創業、そこから12年経って今や入手困難な人気商品となっている「山と道」のバックパックシリーズはMINI・MINI2・THREE・ONEの4種類があり、MINI ・ONEは生地や色が選べるカスタムオーダーでの注文が可能です。(4月24日18時からオンラインショップで販売が開始されます)

女性にも人気のMINIはMサイズだと25L~30Lまで拡張可能、重量は380gで超軽量、税込30800円となっています。

ただ、扱うショップが少なくて人気商品なので「試着して購入」というのがなかなか難しいところ。
登山経験の長い人が最終的にたどり着くザックという事で【最強ザック】だというのは間違いないのですが、逆に言えば「初心者が手を出しにくい」商品かな・・・と思います。

Marippe
Marippe

あとは、写真をみてわかるように山と道シリーズは上半身で背負うタイプのザックです。肩への負担は実際背負ってみないとわからないという不安も。

お手頃価格!おすすめの拡張式ザック「Yamatabi」

初めて買うザックに数万円も出せない!
すぐ欲しいのに入荷を待つなんてできない!

という方には、同じ拡張式で値段も手頃な「Yamatabi」がおすすめ。デザイン的に女性向けかな?と思いますが・・・男性が使っていても変じゃないよね!?

「Yamatabi」はマーモットと四角友里さんが展開するバックパックシリーズで、「ランドネ」とのコラボ製品は瞬く間に完売し


L-Breth(エルブレス)限定商品も大人気で、すぐに完売したそうですよ。

個人的にはこの花柄がめちゃんこ欲しかった・・・

Yamatabi30は重量560gの軽量バックパックで20~35Lまで調節が可能(ロールトップ・マチ部分で調節します)
着物の襟をイメージした前面のメッシュポケットが使いやすい!との口コミが多数あり、サイドポケットにトレッキングポールも収納できますよ。

好日山荘・石井スポーツで見た時は17000円ぐらいでしたが、Amazonでは19800円で販売。

まとめ

一年間の登山を経験して、ザックの大きさが調節できる「拡張式ザック」が最強だという結論に至りました。最初に知っていればYamatabiを選んだのに・・・。

ULハイクが人気となり、軽量タイプのザックは上の2つだけではなくいろんなメーカーが出しています。軽量だからいいとか拡張式だからいいとか断言できるものではありませんが、ぜひ一度売り場に足を運んで実際に背負って体感してみてくださいね。

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