1年前、お友達ご夫婦に誘われて初めて山に登りました。運動が苦手な私たち、ジムに通っても長続きせず、休日は昼間からお酒を呑んでゴロゴロ。コロナ禍のモヤモヤした気分を発散するために、せっかくだから出かけてみるか~ぐらいの軽い気持ちで出かけたのです。
魅力たっぷりなこの山で登山の楽しさを存分に味わいました。山の美味しい空気!素晴らしい景色!山頂で食べるお弁当!温泉!運動後のビール!
50代夫婦の新しい趣味「登山」、記念すべき第1回目の山行記録です。
初心者向け|深山ハイキングコース

るり渓温泉駐車場~深山登山口~深山~船谷山~深山~深山登山口~るり渓温泉駐車場
目安:登り90分、下山60分
登山計画
朝7時から登山開始→昼前に下山

必要な物や登山計画など、わかりやすくLINEで共有してくれたお友達。
Tシャツはそれぞれ持っているものを着用(綿のものは避けるようにとの指示)
夫は普段使いの帽子・タウン用リュックを使用しました。
初めての登山|山行記録
2021年7月17日
この日近畿地方は梅雨明けして、青空が広がりいいお天気でした。
暑くなりそう!っと水分は一人1リットルを準備
初めての登山、いよいよ開始です!

大阪から車で1時間 、るり渓へ到着!700台無料の駐車場は温泉横にあります。山にはトイレがないので施設のトイレをお借りして出発しました。

駐車場を出て左に進むとやぎ農園があります。


歩道を歩いて約15分、右手に登山口がみえました。車道を渡る時は注意してくださいね

登山口からはゴルフ場の横の樹林帯を歩きます。なだらかで歩きやすい道でした。

ここから先は登り。初めての登山、ここが1番キツかった・・・
樹林帯は涼しくて心地よかったです♪

友人にトレッキングポールを借りました。コレがあると膝への負担が全然違う!!

樹林帯を抜けると目の前に景色が広がります!ここからの景色も素晴らしく、さきほどまでのツラさが吹き飛びました。
温泉や駐車場が遠くに見えて、「もうこんなに歩いたん!?」とみんなで歓喜。ちなみに、お友達夫婦も深山に登るのは初めてです。

山頂は観測所のあるあそこ!まだまだ遠い~

背丈ほどもあるイネ科の植物がワサワサ。ところどころ藪漕ぎです。

長袖着ててよかった~!背が低いから目の中に入りそうで怖かったなぁ

山頂手前にゲートが設置されてますが、歩行者用の扉は開閉できます。

目の前に立派な鳥居が見えました。深山宮と書かれていますね。
標高は790.5m!
石碑を見た限りでは、戦争で亡くなられた方が祀られているのかな?と思いました。

横から見たら、なんだかお墓というか古墳のようになってます。

せっかく来たからもう一つピークを取ろう!っということで、三府県境に位置する「船谷山」を目指すことに。ここからさらに15分歩きます。

矢印の方向に通路があって、深山宮の裏側へと回り込む感じでした。

ちょうど深山宮の裏手ぐらいから下るのですが、ススキの葉が生い茂って道がよくわかりません。なんとなく人の歩いた形跡をたどってこの藪の中を下っていきます。
(追記:2022年秋には道標があり整備された登山道ができていました!)

藪を抜けると樹林帯に入り、このまましばらく下っていきますよ。

船谷山到着! ここの標高が730mなので、深山山頂から60mほど下ったことになりますね。

兵庫県の「ささやまの森公園」から登るルートも人気みたいですよ。

山頂へ戻って早めのお昼休憩!
ベンチで景色を眺めながらゆったりと過ごしました。

食べ終わったら下山開始です。
船谷山への高低差60mで膝を痛めてしまった夫

樹林帯の下りは滑りやすくて苦戦しました。トレッキングポールはこんなときにも役立つんですね。

下山後はもちろん、お楽しみのるり渓温泉へ
初めての登山|良かったポイント
コロナ過で外出が規制される中、山の美味しい空気を吸って、景色を見て、山頂でご飯を食べて、温泉に入る。山の楽しさを思う存分味わって、それまで抱いていた「登山」に対してのイメージがガラッと変わりました!
登山=ネガティブなイメージ(しんどい・キツイ・危ない)
登山は「しんどくてつらい」というイメージがありました。登った時の達成感は凄いと思うけど、そこからまた歩いて麓に下りるなんて、考えただけで苦痛じゃないですか?
どんなに景色が素晴らしくても、修行僧のようにただひたすら登ることの何が楽しいのだろう?そんな風に思っていたんです。
ポイント|楽しさが苦痛に変わる前に下山する
登山を趣味にできたのは、「楽しさが苦痛に変わる前に下山した」事が一番のポイントだと思っています。

帰ってからも「楽しかった~」と夫婦で会話が弾みました。ここから「次はどの山に登ろう?」といった登山中心の会話になっていきましたね。
もしもあなたがお友達を山に誘うなら、どんな山をえらびますか?
「自分が登りたい山」や「見せたい景色」で決めるのではなく、「登山の楽しさを知ってもらうには?」という目線で選んでみると良いかもしれませんね。
登山靴もリュックも慌てて準備しました。リュックに関しては少し後悔しています。
登山靴は売り場で試着して自分の足に合うものを購入しました。
トレッキングポールは深山登山のあとに購入しましたが、登山の時は必ず持ち歩いています。