2021年の7月、お友達夫婦に誘われて初めて山に登りました。50代夫婦の新しい趣味「登山」、記念すべき第1回目の記録です。
深山ハイキングコース
目安:登り90分、下山60分(休憩を含めない)
初めての登山は大阪府北部に位置する深山でした。入門・初心者向けの山を選んでくれたようです。
はじめての登山|服装と持ち物
今回初めて山に登る私たちに、当日の服装と持ち物をわかりやすくリストにしてしてくれました。(参考にしてくださいね)
はじめての登山|購入した物
必要な物を揃えていきました!
「登山靴は絶対に必要」とのことで、散々悩みましたがケガをして迷惑をかけると申し訳ないので2人分購入しました。同時に靴下も。
※Tシャツはそれぞれ持っているものを着用(綿のものは避けるようにとの指示)
※夫は普段使いの帽子・タウン用リュックを使用
はじめての登山|活動日記
2021年7月17日、この日近畿地方は梅雨明けして、青空が広がりいいお天気でした。暑くなりそう!っと水分は一人1リットルを準備。初めての登山、いよいよ開始です!
大阪から車で1時間 、るり渓へ到着!700台無料の駐車場は温泉横にあります。山にはトイレがないので施設のトイレをお借りして出発しました。
駐車場を出て左に進むとやぎ農園があります。
歩道を歩いて約15分、右手に登山口がみえました。車道を渡る時は注意してくださいね
登山口からはゴルフ場の横の樹林帯を歩きます。なだらかで歩きやすい道でした。
ここから先は登り。初めての登山、ここが1番キツかった・・・
樹林帯は涼しくて心地よかったです♪
友人にトレッキングポールを借りたらすごく楽でした。登山のあとすぐに購入!
樹林帯を抜けると目の前がひらけて景色が広がります!ここからの景色も素晴らしく、さきほどまでのツラさが吹き飛びました。温泉や駐車場が遠くに見えて、「もうこんなに歩いたん!?」とみんなで歓喜。ちなみに、お友達夫婦も深山に登るのは初めてです。
山頂は観測所のあるあそこ!まだまだ遠い~
背丈ほどもあるイネ科の植物がワサワサ。ところどころ藪漕ぎです。
暑いけど長袖を着て行って良かったです!
山頂手前にゲートが設置されてますが、歩行者用の扉は開閉できます。
目の前に立派な鳥居が見えました。深山宮と書かれています。ここが山頂で標高は790.5m!
何が祀られているのかはわかりませんが、石碑を見た限りでは戦争で亡くなられた方が祀られているのかも?
横から見たら古墳のようになっています。
せっかく来たからもう一つピークを取ろう!っということで、三府県境に位置する「船谷山」を目指すことに。ここからさらに15分歩きます。
矢印の方向に通路があって、深山宮の裏側へと回り込む感じでした。
ちょうど深山宮の裏手ぐらいから下るのですが、ススキの葉が生い茂って道がよくわかりません。なんとなく人の歩いた形跡をたどってこの藪の中を下っていきます。
(追記:2022年秋には道標があり整備された登山道ができていました!)
樹林帯に入り、このまましばらく下っていくと
船谷山到着! ここの標高が730mなので、深山山頂から60mほど下ったことになりますね。
兵庫県の「ささやまの森公園」から登るルートも人気みたいですよ。
山頂へ戻って早めのお昼ごはん。ベンチで景色を眺めながらゆったりと過ごしました。
食べ終わったらすぐに下山を開始します。船谷山への高低差60mで膝を痛めてしまった夫。
樹林帯の下りは滑りやすくて苦戦しました。トレッキングポールはこんなときにも役立つんですね。
下山後はもちろん、お楽しみのるり渓温泉へ
初めての登山|感想
コロナ過で外出が規制される中、山の美味しい空気を吸って、景色を見て、山頂でご飯を食べて、温泉に入る。山の楽しさを思う存分味わって、それまで抱いていた「登山」に対してのイメージがガラッと変わりました!
登山=しんどい・キツイというネガティブなイメージしかなかった!
登った時の達成感は凄いと思うけど、そこからまた歩いて麓に下りるなんて、考えただけで苦痛じゃないですか?どんなに景色が素晴らしくても、修行僧のようにただひたすら登ることの何が楽しいのだろう?そんな風に思っていたんです。
登山を趣味にできたのは、「楽しさが苦痛に変わる前に下山した」事が一番のポイントだと思っています。
もしもあなたがお友達を山に誘うなら、どんな山をえらびますか?
「自分が登りたい山」や「見せたい景色」で決めるのではなく、「登山の楽しさを知ってもらうには?」という目線で選んでみると良いかもしれませんね。
山選びのポイント
- 危険箇所がない
- 景色が良い
- アップダウンがあまりなく歩きやすい
- 活動時間は3時間以内
- 近くに温泉がある
慌てて20L のザックを購入しましたが、もっとよく考えて登山用のザックを購入すべきでした。
登山用の靴下があまりにも高いので、お求めやすい値段のこの靴下を購入。
登山靴は売り場で試着して自分の足に合うものを購入しました。
トレッキングポールは深山登山のあとに購入しましたが、登山の時は必ず持ち歩いています。