滋賀県西部、湖西地方に位置する比良山地の最高峰「武奈ヶ岳(1214.4m)」に登ってきました。
今回は坊村から武奈ヶ岳山頂を目指し、金糞峠を経てイン谷口へ下山する縦走コースです。
過去には新緑の5月にも武奈ヶ岳へ登ったことがありますが、今回は紅葉を楽しみに出発しました。
ところが、金糞峠から先には「青ガレ」と呼ばれる難所があり、想像していた以上にハードな登山となりました。
この記事では、実際に歩いた様子を写真とともに紹介しています。
武奈ヶ岳の紅葉の様子や、登山道の状況、難しかったポイントなどもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
※この記事は過去の登山記録です。現在は交通事情が変わっているため、アクセス情報については最新情報をご確認ください。
登山計画
縦走ルート
坊村登山口→御殿山→武奈ヶ岳→コヤマノ岳→金糞峠→イン谷口バス停→比良とぴあ
スタートは坊村登山口です。ここまでバスで移動します。
御殿山を経て武奈ヶ岳山頂へ
山頂からコヤマノ岳・金糞峠を経て難所「青ガレ」を通ってイン谷口へ下山します
徒歩で天然温泉「比良とぴあ」へ向かいます
アクセス
京阪出町柳駅から京都バスに乗って「坊村バス停」で下車
※2026年3月で廃止になりました
☆JR湖西線堅田駅から江若交通に乗って「坊村バス停」で下車
運行日:土曜・休日のみ(春分の日から12月第一日曜日まで、お盆期間など特定期間)
運行時間:堅田駅 8:50発 → 坊村 9:28着 (38分)
料金:1,100円(交通系ICカード可)
活動日記
坊村登山口から登山開始
11月の3連休初日、比良山地の美しい紅葉が観たくて、バスで坊村へ向かいました。
お天気に恵まれたこの日は登山客がとても多かったので、バスは増便され、マイカー組も多く、トイレには大行列ができていました。
トイレはこれ以降、下山するまでありません。


赤い橋から見えた紅葉はようやく色づきはじめた感じ。
このまま明王院の境内をまっすぐ進んでいくと・・・

御殿山コースの登山口に到着です。
ここからいきなりの急坂で道幅がとても狭いので、初心者の方は人が少なくなってから登り始めましょう。
というのも、後ろの人に道を譲れるような道幅ではないので、途中で立ち止まったり歩くペースが遅いと、渋滞ができてしまうからです。

少し登ると道を譲れるぐらいの道幅になりました。ここでようやく、上着を脱いだり、少し休憩することが可能。
朝日が綺麗です!

途中景色が見える場所で小休憩をはさむ人達が多いです。私たちは登山口からここまで約40分でした。ゆっくりペースです。

山の中腹まで登ると紅葉がとっても綺麗でした。

倒木に座ってナッツをつまみながら、5分ほど休憩を取りました。

紅葉があまりにも綺麗で、何度も立ち止まっては写真を撮ってしまいます。

以前来たときに新緑が綺麗だったV字の谷。やっぱり紅葉もすごく綺麗!!

前回の武奈ヶ岳登山は小雨が降っていたので、こんなに美しい山並みを見ることができて、それだけで気分は最高でした♪

11月だというのに今日は夏日だそう。登るにつれだんだん暑くなってきました。季節の変わり目、レイヤリングを意識して服装を選びましょう。

御殿山山頂に近づくにつれ、落葉した木が目立ちました。紅葉のベストシーズンは10月末あたりなのかも?

登り始めて約2時間、御殿山に到着しました。
休憩する人で溢れかえり、腰を下ろしてのんびり休憩・・・とはいかず。

ここから、武奈ヶ岳の西南陵が望めます。うっすらと赤くなった山肌がとても綺麗でした。
御殿山から武奈ヶ岳山頂へ

御殿山山頂から急坂を一気に下ります。(滑りやすいので注意)その先にコヤマノ岳への分岐点があります。マイカー登山の方はコヤマノ岳経由で下山される方も多いですよ。
この付近からドウダンツツジの紅葉が楽しめました。でもやっぱり、時期が遅すぎたかもしれません(;^_^A

コントラストが美しすぎる!

稜線に出ると正面に武奈ヶ岳が見えました。背の高い樹木がないので、日差しや突然の天候不良に注意⚠️

このルートでのビビリポイントはこの岩場です。特に冬場、そして下りで注意してください。

スタートして約3時間、武奈ヶ岳に登頂しました!360度パノラマ!最高!

残念ながら、白くモヤがかかっていて琵琶湖は見えませんでしたが・・・この雄大な景色を見ながら食べるお昼ご飯は格別ですよ(^^)/
下山開始!コヤマノ岳から金糞峠(かなくそとうげ)へ
お昼休憩をとって下山を開始します。

西南陵の坂を登り切ったところに、コヤマノ岳へ向かう分岐点があります。
ここからの急坂がとても滑りやすいので足元に注意してください⚠️

このあたりも落葉していました。でもふかふかの登山道を歩くのは気持ちいい!
この標識を右に進みます

コヤマノ岳に到着!少しわかりにくいので見逃さないように~

尾根道を歩いて金糞峠へ向かいます。
この尾根道がすごく綺麗でした✨


アップダウンが激しかった尾根道を下って、沢を渡りました。
その先、再び登り返すと

金糞峠に到着です!山頂から約1時間半でした。
登りながら「きんぷんとうげ」を連呼していたから、あとから「かなくとうげ」だと知って恥ずかしくなりました(笑)
目撃情報など見ると、コヤマノ岳から金糞峠にかけては熊の要注意ポイントのようです。
この翌日に、熊の目撃情報と白骨〇体発見のニュースが出たので驚きました。
青ガレを通ってイン谷口へ

金糞峠で休憩していたおじさまに「ここから先はとくに滑りやすいから気をつけてねー」と声をかけていただきました。
ここから急坂を下るのですが、ザレた地質と小石の多さで、想像以上に滑りやすかったです。

このルートのビビリポイントは数々あるけれど、右側斜面の緩やかな坂も気を抜かないようにしましょう。夫がズルッと滑ってしまいヒヤリとしました(;^_^A

ロープのあるこの坂は、大きめの石がゴロゴロしています。浮石落石に注意です⚠️

金糞峠からの下りは想像以上にハードでした!大小さまざまな石がゴロゴロして歩きにくいし、足を滑らせやすいので力も入るし、かなり疲れました。

大きな岩があったので、腰を下ろして休憩しました。

登山前のリサーチで「富士山の砂走りのよう」と表現されている方がいたんです。富士山に登ったことがないから比較できないけど、このあたりは特に滑りやすかったですよ。

登山口まで下りてきました。時刻は15時半。登山を開始して約6時間半が経過していました。

この先から先は舗装路です。この右手にトイレがありましたよ。

イン谷口のバス停には、すでに行列が出来ていました。
私たちは、歩いて20分の距離にある温泉へ向かいました。
登山を終えて~注意ポイント~
ツキノワグマに注意

比良山地は度々熊の目撃情報があるツキノワグマの生息地です。入山前には直近の目撃情報などリサーチしてからお出かけください。
下のリンク先から滋賀県のツキノワグマ出没情報が見られます。
https://kumamap.com/ja/areas/shiga
消音機能付き・美しい音色でおすすめの熊鈴
遭難に注意

遭難件数が多いことでも知られています。
登山ルートの確認、分岐点で地図を確認するなど、登山の基本を守って安全に登山してくださいね。
温泉情報|比良とぴあ
登山のあとの温泉は、徒歩20分の距離にある「比良とぴあ」がおすすめ。
JR比良駅までの送迎があるのも嬉しいポイント♪(当日予約制)

まとめ
落葉樹のブナの木が多い「武奈ヶ岳」は、紅葉シーズンには多くの登山客で賑わいます。
車でアクセスしてピストンで登山するもよし、公共交通機関を利用して今回の縦走ルートを歩くもよしです。
武奈ヶ岳についての他の記事もぜひ参考にしてくださいね(^^)/
詳しい山の情報はこちら
坊村からのピストン登山の様子はこちら

