2021年7月に登山を始めたものの夏の暑さは想像以上に過酷で、結局8月は1回しか登りませんでした。夏の低山登山はおすすめできませんね。
9月の後半になると暑さが少し和らいだので、夫婦で今後の目標を立てました。
よし!10月からは毎週登るぞ!!
これまで登った山は3つです。
- 深山
- 摩耶山
- 天王山
4回目の登山で選んだのは「日帰り山歩き関西」というガイドブックで1つ目に紹介されているコースです。
2回目の登山で痛い目にあったのに、本で紹介されているコースを一つずつクリアしていきたい夫なのでした。
登山コース|ロックガーデンから最高峰を経て有馬温泉へ
標高 | 931m |
歩行距離 | 約12km |
歩行時間 | 約5時間半 |
標高差 | 登り約1,160m・下り約795m |
レベル | 初級コース |
※本に載っていたのは「雨ヶ峠から東おたふく山」へと向かうコースでしたが、体力が持たないのでまっすぐ最高峰を目指しました
活動日記|ロックガーデンは楽しいが初心者には過酷な縦走路でした
摩耶山での反省をいかして早朝に自宅を出発し、朝7時に阪急芦屋川駅に到着しました。
改札をでて右にいくとコンビニがあります。左側が駅前広場です。(この駅前広場は週末になると登山客であふれかえります)
駅前情報
- 改札を右に行くとコンビニあり
- 広場に綺麗なトイレあり
- バス停あり(東おたふく山登山口、奥池方面)
駅からは「高座の滝→」の案内通りに進みます。
高級住宅地を抜けて高座の滝道を通ります。初心者はここまでの坂道ですでにバテバテなのでした・・・
ロックガーデンの入口、滝の茶屋です。ベンチがありトイレもあります。皆さんここで一旦小休憩、靴紐を結びなおしたりして登る準備を整えます。
高座の滝の横を通り過ぎてロックガーデンへ。
岩登りといっても危険箇所はないので安心してくださいね。
この急な斜面を男の子がスルスルと登っていきました。ここ、登るとこなの!?っと挑戦するも「無理無理~!」足を滑らせたら大変です。
左手にある巻き道?本来の?登山道で安全に登っていきました。
体全体を使って登っていくのでかなり疲れますが、時々こうやって海が見えるのでとても気持ちがいいです。夏場はかなり暑くなるのでしっかり水分補給してくださいね。
時々下ってくる方とすれ違いますが、下りはちょっと危険かもしれませんね。
鎖場もあってとても楽しいです。ピーク時は渋滞するので譲り合って楽しみましょう!
意外とあっさり岩場が終了します。この先は石が転がっていたりザレて滑りやすいので気をつけてください。
木の階段があったりしてよく整備されています。
ここまでなかなかハードでした。登山初心者、すでに疲れ切っています。
高座の滝から1時間、やっと風吹岩に着きました。人気の休憩スポットです。遮る物がないのでかなり暑く、そのくせ木が茂って眺望はイマイチでした(;^_^A
猫が数匹住み着いていて餌をあげる人もいましたよ。
左に進むと金鳥山へ、まっすぐ進みます
獣除けの柵を越えてゴルフ場の横を通ります。ここからの登りがこのコースで一番キツイと個人的には思います。
※残念ながら写真はありません。
風吹岩から雨ヶ峠まで1時間10分でした。
樹林帯を歩くこの道のりは眺望がないので、ロックガーデンの1時間とは比べ物にならないほど疲れました・・・。
10時半ですがここでお昼休憩にします。かなり体力を消耗したのかお腹がペコペコでした。
本当はここから東おたふく山へ行く予定でしたがあっさりと省略しこのまま最高峰を目指す事にしました。
本庄橋跡を通過。
ここにきての階段はつらいですね。後から来た人にどんどん追い抜かれるヘタレ夫婦です。
ここは注意勧告の張り紙がたくさんあり間違えやすいポイントのようです。まっすぐ進まずにあの脇道に入ります。
ここが七曲りです。川を渡るので増水時は要注意ですよ。
歩いても歩いても到着しないどころか、本来なら右折してまっすぐ進めるところが、崩落によって通行止めになっています。
急な階段を登って右折し、また階段を下りるというとんでもない迂回路でした。
建物が見えました!
一軒茶屋さん。すぐにでも休憩したいところですが・・・
先に最高峰を目指します。
お茶屋さんから山頂まで緩やかな坂道となっています。
やっと最高峰地点に到着しました。
なんとなんと・・・駅から5時間半もかかりました~!(え、有馬温泉まで行って5時間半だったはず・・・)
少しガスってますが、見晴らしは最高です!
さて、もう13時なので2回目のお昼休憩です。
お茶屋さんが閉まっていたらお腹ペコペコで飢えていたかもしれません。行動食は多めに持たなきゃと学びました。
カレーライス700円
カツカレー900円
実はこの時瓶ビール(500円)も注文したのですが、これが山で飲んだ最初で最後のアルコールです。
このあと下山するときにしんどかったので、疲れてるときのアルコールはよくないなと反省し、下山するまではお酒を飲まないでおこうと決めました。
ビールを持参して飲まれる方も多いのですが、ケガにつながる恐れがあるのでおすすめはできません。
広場には綺麗なトイレがありました。その横の整備された道から有馬方面へと下山を開始します。
この先つづら折の坂道が麓まで延々と続きました。小石がたくさん転がってて歩きにくかったです。
この「有馬温泉まで10km」の案内板を見て「嘘やろ!?」と声をだして驚いてしまった夫。たぶん1kmの間違いですね(笑)
今回も小石の多い下り道でとうとう膝を痛めてしまった夫。トレッキングポールは使いこなせるまで時間がかかるようです。
無事に下山して、あとは舗装路を歩きます。
朝7時に芦屋川駅に到着してからもう8時間が経過していました。かなりゆっくりのんびりのペースですね(;^_^A
膝を痛めた夫はここからの下り道にも一苦労・・・時間に余裕をもって早朝に出発してよかったです。
下山後のお楽しみ|温泉とスイーツとビールと
とりあえず温泉へ向かいます。金の湯は混んでいそうなので銀の湯にしました。
気になるお値段は550円、思ったより安い!
2館券を購入したら850円でした。金の湯はまた次回のお楽しみに♪
人が少なくて脱衣所も使いやすかったです◎
下調べして、絶対食べると決めていた豆乳ソフト。濃厚な味わいで美味しい!(おすすめ)
お次は夫のお楽しみ、ビールで乾杯します。
バス停向かいの角打ちは人気店で店内は満員でした。
そして予約していたバスに乗り込んで爆睡。梅田まで直行なので割高ですが電車よりもバスがおすすめです。
有馬にも美味しいお店はたくさんありますが、私たちはいつも梅田で打ち上げをします。
まとめ
12㎞という距離は初心者にはやはり堪えました。標高差1,000mを越える登りが想像以上にきつかったです。
今回は朝早くから登山を開始したので、8時間を超える山行でも暗くなる前に下山できたのが良かった点です。
雨ヶ峠で持ってきたおにぎりを食べてしまい、お茶屋さんでカレーライスを食べなければ空腹で倒れるところでしたね。
10月とはいえまだまだ暑かったので、水分と行動食は十分すぎるぐらい持っていた方がいいと感じました。
登山をするたびに学ぶことがあります。今回もたくさんの学びがあった過酷な山行となりました。